アメリカの温かい電車事情

僕は今から約2年前、アメリカのユタ州へ留学していました。ユタ州の州都ソルトレークシティには電車が走っておりますが、普通の電車ではなくいわゆる路面電車です。とてもこじんまりとしていて車体が可愛らしく、街並みにとても溶け込んでいる電車です。そんな電車で感じた文化の違いです。
電車が時間通りに来ない、駅で待っている人は並んで待たない、これは当たり前で最初こそ戸惑いましたが気にならなくなります。僕が感じたカルチャーショックはもっと良いことで、日本もこうあってほしいなということです。それは、「明るさ」です。日本の電車は静かにしていることが当たり前で、携帯電話での通話などもってのほかです。しかしアメリカにはそんな暗黙の了解はありません。むしろ、騒いでいます。僕が通っていた大学でアメフトの試合があると、電車内のスピーカーから応援歌が流れ、乗客みんな歌っています。中には踊っている人もいました。また、僕のような留学生を見つけるとすぐに話しかけてくれます。それも尽きることなく。しかしながらそんな一見無法地帯のように見えても秩序はしっかりと守られていて、お年寄りに席を譲るといった行為は当たり前に見かけます。
アメリカの電車は日本ほどのルールがないながらも、温かさに満ちたとても楽しい乗り物でした。